Kちゃんは、本・美術・映画・音楽・・・アート全般に関して詳しいお友達。
毎回、「この人の作品良いよ!」、「この映画面白かったよ!」と色々と教えてくれるのです。
今回も、Kちゃんがこの映画が面白そう、と持ちかけてくれて、
久々に二人で鑑賞してきました。
今回見た作品は、Art of the Steal(日本語の紹介文)。
ドキュメンタリー映画。
私、アメリカに長年住んでいるのに、この映画で取り上げている、
西洋の美術業界での大スキャンダルの存在すら知らなかった。
20世紀始め、アメリカ人医師である富豪・バーンズ氏は、
当時はまだあまり高く評価されていたなかったPost ImpressionismやModern画を好んで、
膨大の数の作品を購入し、フィラデルフィア郊外の屋敷に、その数々の作品を飾っていた。
当時はまだあまり高く評価されていたなかったPost ImpressionismやModern画を好んで、
膨大の数の作品を購入し、フィラデルフィア郊外の屋敷に、その数々の作品を飾っていた。
マチス、ピカソ、ゴッホ、ルノアール、ミロなどを始めとする、
今では価値のつけようがない有名な作品がぎっしりつまっているお屋敷、Barnes Foundation。
今では価値のつけようがない有名な作品がぎっしりつまっているお屋敷、Barnes Foundation。
バーンズ氏は、屋敷を一般客には公開せず、美術教育だけのための場所として、
美術生徒・教師のみに公開していた。
美術生徒・教師のみに公開していた。
そんなバーンズ氏は、マチスやアインシュタインなどとの交友関係があり、多くの(今では)有名画家たちに尊敬されていた。それはと言うのも、バーンズ氏は美術作品を営利的目的ではなく、鑑賞・教育のためだけにBarnes Foundationを築きあげ、有名な美術館から作品の売買などの話を持ちかけられたが、Foundationを維持し続けていたからである。
(マチスが「The only sane place to see art in America」とコメントを残したほど。)
しかし・・・突然バーンズ氏は事故死してしまい、遺書には、詳しく彼のBarnes Foundationに関しての維持方法、美術の教育方法、作品の売買・移動などは断固として禁ずるを記されていたものの、
様々な政治家・富豪・会長・学長たちが政治的&金融的な大争いを展開した。
結局は故人の遺志なんて全く継がれなかった。むしろ、遺志の真逆の事が全て行われてしまい、
2012年には、フィラデルフィア都心部に移動し、美術館として新しく誕生することになってしまった。
私も、美術は詳しくないけど鑑賞するのは好きで、有名な美術館を数箇所周って来たが、
今まで有名な作品が美術館に飾られることになった経緯や美術館の方針などについて
考えてみたことがなかった。
やっぱり一般人として、好きな画家の作品が見れるチャンスがあるなら、ぜひとも見てみたい!と思うけれど、故人の遺志を背いて、きっと画家たちが望む鑑賞のされ方にも逆らってまで、
見るべきなのかな?、と疑問に思いました。
ただただビジネスの策略にのっとられているだけだよね。
そして、それと同時に、お金・名誉のために繰り広げられる
人間の恐ろしい行動にはっとしました。
人間ってやっぱり弱い生き物ですね。
たまには悲惨な自体を引き起こしてしまう。
すべて個人の利益の追求のために。
その反面・・・真実ってなんだろう?って思う。
果たしてこのドキュメンタリー映画は真実を映しているのだろうか?
政治家や富豪たちの闇の世界は存在すると思うけど・・・
本当は何が正しい事実なんだろ?
真実の追究。
果てしない追求?
果たしてこのドキュメンタリー映画は真実を映しているのだろうか?
政治家や富豪たちの闇の世界は存在すると思うけど・・・
本当は何が正しい事実なんだろ?
真実の追究。
果てしない追求?



